1973年10月22日、イチローは愛知県西春日井郡で生まれた。小学校では既に120Kの速球を打ち込んでいたという。
ほぼ4歳ころから、プロ野球の選手になると自分で思っていたらしい。彼の才能をプロで通用すると考えたのは、オリックスの三輪田勝利というスカウトだった。彼以外にイチローのセンスや才能を感じたスカウトは居なかったようで、彼は伝説のスカウトと呼ばれている(なくなられたが・・)
センスは練習によって培われるものであるが、センスはもって生まれた才能でもアル。これはいかなる努力を積み重ねても勝ち取る事のできるものではない。
しかし、多くの優れたセンスを持っている人は、その才能を生かすことなく普通になってしまう。それは誰よりも練習するという努力を怠るからである。
以前4000時間のルーチンについて書いた事があったが、基本練習は技術が上がっても怠ってはいけないものだ。
ロッククライミングというスポーツは、さまざまな側面を持っている。
1)たった一歩足を進める事に、どうしてこんなに多くの思考を伴わなければならないのだろうか・・とか
2)一見、思いつきのような軽い感覚的な動作が、意外とセオリーだったり・・とか
3)強く、指の力でつかむ事だけでは問題を解決できない・・とか
4)一見、ゆっくり動いて見える人のほうが、頂上に速く着くように見える・・とか
さらに
1)目の見えない人が登れる・・とか
2)筋肉隆々の人より、運動音痴を自称する人のほうが、高く登れる・・とか
3)天井を移動するような壁を、小学生が悠々と登れるのを見て驚愕する・・とか
4)70歳くらいの老人が登っているので・・しかし、まったく登れない不思議・・とか
見方を変えるなら
1)力を抜かなければ登れないんだよ・・とか
2)足の指で石をつかむから、登れるんだよ・・とか
3)生卵をつかむくらいの握力で登るんだよ・・とか
4)筋力ではなく、バランスで歩いて登るんだよ・・とか
目から鱗の話になるんだけど
1)ダンベルやバーベル、鉄アレイではクライミングの筋肉は育成できない・・とか
2)腹筋が6つに割れるのは、トレーニングの成果ではないんだよ・・とか
3)目では見えない筋肉を鍛えるんだよ・・とか
4)右でも左でも、ボールが投げられるようになるんだよ・・とか
訳のわからないことが目の前で起きるのが、くらいみんぐ・・というスポーツなんだよ。そしてこんな話も、飛びさしてくる。
1)やせないよ?(体重は練らないよ)。でも、細くなるんだよ
2)筋肉を大きくする事はできないんだよ・・?
3)ナンバ歩きのような?そんな走り方もできるんだよ?
4)学力が上がるって、オーストリアでは言ってたよ!
5)ピアノを弾くことと同じ効果があるって、フランスでは言ってたよ!
6)洞察力を磨くスポーツって、オランダでは言ってたよ!
・・・とか、不思議な話がたくさん飛び出します。
さらに
1)オリンピックを目指している選手が、結構、取り組んでいるんだ・・とか
2)プロバスケットや大リーガー、格闘家などが基本練習に取り入れているんだよ・・とか
どう解釈してよいのかわからない話が、いろいろ聞けます。体験した人は、こんな僕の話が楽しかったと言ってくれます。
しかし・・「ロック先生は、しゃべりすぎ」と時々生徒に言われます(叱られます)・・とほほ・・
しかし、僕はクライミングを体験したり、練習する人の、その人にしかないセンスを考えています。
だから、
「ロッククラフトの教へ」とは
1)苦しくなったら声を出す
2)自然と人の調和を考える
3)一見、無駄と思えることの繰り返しに・・・真実が見えてくるのです。
長々と読んでいただいて、ありがとうございます。