実際に見たわけではないが、最近は高校生の強さが際立つ。男子の決勝にも、JOBで見た選手が上位に顔をだし、結果を出している。それは女子にも同じことが言えそうだ。まだ、あどけないしぐさで、ダイナミックに課題を攻めている姿が目に浮かぶ。
JOCの時も感じたが、ボルダー的な動作で、ルートを攻めようとする選手が目だった。総評の時もそんなコメントが競技委員長から出ていたような気がする。
外岩でも、高校生の躍進が目に付く「平山ユージ・・・などについで、第3登と思われる」という発表。さらにその下、12~3歳クラスも、3段を登ったとか、5.13bをとか・・
10年前には考えられないグレード5.14bをレッドポイントとか・・ロックの子供達は置き去りにされてしまいそうな勢いである。今から20数年前、平山ユージさんが、17歳の時?、初めて5.10cをレッドポイントしたって言う話が、今は伝説になってしまっている。
どこまで子供達の難易度が上がるのだろうか?
10年後(そんなに待たなくても)平山さんや小山田さんを上回るクライマーが雨後の竹のように多く出現するのだろうか?末恐ろしい。
さらに恐ろしいのは、大会に出ない本番クライマーも多々いるとか・・。体格的には、日本人向きなスポーツともいえる。
しかし、あるサイトで「難易度を追うことばかりジャなく、やることあるんじゃないの・・」って言う言葉も気になる。
困難への挑戦は何時の時代も、青年の夢を育む原動力なのかもしれない。
困難を求めると、練習は高度になる。反動が少し怖い気もするが、あるアスリートが言っていた「筋肉は必要量を超えると、ウエイトにしかならない」と。要するに、重たいだけになるということだろうか・・。高校生は成長著しい時、人生にとって一番成長する時期でもある。反面、大人より筋肉の量が少ない・・。すなわち「軽いから強いのかもしれない」洗練された技術なんて言っても、若さに勝る技術には勝てないのかもしれない。などと思った。
しかし、保科くんがBセッション初優勝!!?以外だったが「おめでとう」お会いしたことがあるので、自分のことのように嬉しい速報だった。
さら・・さらに・・、2月には、A5がある。ボルダー大会の最大のセレモニーかもしれない。ただ勝敗を決するだけではなく、小学生など、小さな子供達にも光りがあたる。ロックはある意味では子供天国である。
子供に優しい(寛容な)大人も多い。感謝している。
ただ、完成度の高い技術には必要な身体能力がある。
10年前頃から、欧米で、競技者の低年齢化に対する対策が練られている。それは、子供達に降りかかるある種の不幸を取り除こうとする結果が生んだシステムでもある。
日本でも論議を呼んでいるが、体育としてではなく、勝つためだけではなく、スポーツとして育むためのルールでもある。
ロックに来るある青年が言っていた「小学生の時が人生で一番足が速かった、って言うのは・・幸せではなった」
僕は、厳しい練習をサボれなかった・・と。
確かに、僕にもそんな記憶がある「右ひじさえ壊さなければ、もっとクライミングで上を狙えてかもしれない」と・・。
壊れにくい体作り・・それがロックの精神であり、指導でもる。
「たった一人の、ダンサーのために、1000人の子供を犠牲する」そんな教え方は、アメリカの現状のバレー教室にはないという・・。考えさせられる。